つわものX |
第5話 ◎振り回されるよ〜〜 更に3日位たって、どうにか歩けるようになって、 勿論、痛みはまだ続いていましたがどうにかしなければという事で、 実家を500kmも離れた一人身であれば、頼れるのは地元の職場の先輩しか居ません。 同期の同僚が6人いましたが、いづれも実家を離れてきていますから当てにはならず。 まず、案内されて連れて行かれたところは、 医大出身の柔道部出の先生の接骨院でした。 一生懸命心配してくれた先輩には悪いのですが、この先生がまた大変な先生でした。 まずベットに腹這いになり、ベットの床頭のパイプをつかませ、私の両足を持って振り回すのです。 想像してみて下さい。どんな場面か。 今時は、こんな治療はしないでしょうが。 これまた痛いのなんの、、、、、。 美味いのなんのではありませんよ。 本当に聞くも涙、語るも涙の物語です。 【戻る】 【前へ】 【次へ】 |