激痛病棟
(体験談)

ヘルニアレポート53
投稿者:まるさん
06/06/15
細菌検査

はじめまして。
私もヘルニアを患い、あの歩けない程の激痛から始まり神経根ブロック、
手術までのフルコースを味わったものです。
神経根ブロックは確かに痛い。
しかしよの中にはありました。
もっと痛い検査が。
それは…
椎間板の細菌検査です。
ヘルニアにより弱った患部に雑菌が入ったらしく、
その菌種を特定するための検査なのですが、これがもう生き地獄でした。

まず麻酔がブス!

次にぶっとい針が神経に触らないよう右往左往しながらぐいぐいすすんでいきます。

もうこの時点で激痛。
麻酔が使えるのは皮膚の表面だけなので後は生身です。
痛くて叫ぶというより叫んで痛みをごまかさなきゃ耐えられない。
例えるなら生きながら肉を抉られていく感じですかね。

そしてやっと椎間板に到着。
ここからが本当の地獄でした。
注射針にするするとワイヤーが入っていき、スイッチオン!

「ゴリゴリゴリ!」

麻酔をしていない所を、意識があるまま削られる。
痛みはもとより生理的にもきつい!
医師「もちょっとやろうか」

「ゴリゴリゴリ!」

医師「他の所からも取ろうか」
一度離れ、針がまたぐいぐい進む。

「ゴリゴリゴリ!」

延々とこれの繰り返しでした。
検査後医師が
「この検査はすごく痛くて有名なんだよね」
と言った時にはさすがに殺意がおきました。

あんたやる前

「ちょっと痛いだけ」
って言ったじゃん。

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