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○気管支炎その2





「薬とかアレルギーある?」


S兄「えっとナツは確か・・・・です。」





今はじめてそうなんだって感じです。





先生「わかった。ナツちゃんちょっとだけ喉見さしてね」


看「おさえたほうがいいですか?」


S兄「お願いします。」


看「はい。すぐ終わるから我慢してね。」





これで早く終わったためしなし。





先生「もしかして抵抗するタイプ?」


S兄「かなりそうです。」


先生「そっか。じゃあ口あけてー」





苦しい。すぐ終わるんじゃなっかたのかよ。





先生「ちゃんとおさえてて。ナツちゃんもう終わるから。」


S兄「じっとしとけよ。すぐお父さんくるから。」





「もういいよ。あとはお父さんきてからにしよ。」





看「熱多分上がってます。」


先生「今日は入院だね。個室用意して。」


私「え?入院っていませっかく仮退院なのに?」


先生「ごめんね。でも苦しいでしょ。ごめんSくんそこに吸入器あるからとって。」


S兄「はい。」


先生「ちょっと吸入してみようか。口に当てて。」


S兄「弟が家で待ってるんで電話してきていいですか?」


先生「うん。なんだったらせっかく仮退院してたんだからここにとまる?」


S兄「相談してきます。」





先生「ちょっとは楽?」


うなずくと


先生「よかった。明日はたぶん検査になると思うけど大丈夫?」


私「・・・・・いやです。」


先生「やっぱり。でもがんばってみよっか?」


私「・・・・・はい。」


とかゆってみてもやっぱり憂鬱になってしまう。


なんだかせっかく退院してたのに。





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