激痛病棟／投稿体験レポート

○検査と入院(筋電図)

今日はつきそいはS兄1人でした。

しかも大学があるからといって入院手続きをしたらすぐに帰ってしまいました。

うらぎりものっ

今日は11時からの入院だったので時間はたっぷり。

先生の回診が1番最後だったので初めて2人だけで話をしました。

針が嫌いなこと。

兄のこと。

明日からの検査のこと。

午後は抗生物質の皮膚の検査があること。

兄がずっととまっていてもいいこと。

話しただけでも楽な気持ちになりました。

厳しいけど優しいというのが感想でした。

午後泣きました。

楽勝と思っていた皮膚の検査。

5本注射をされました。

2本目まではなんとか我慢。

3本目からはもうだめでした。

泣いてました知らない間に。

4本目で泣いているとS兄登場。

とりあえずタオルで涙をふいてくれました。

背中もさすってくれました。

看護婦さんと話してるのが聞こえました。

「明日以降大丈夫なの?N子ちゃんはしってるの?」

は?なにが?

「明日は筋電図だからね。

明後日はミエロ次の日神経根ブロックね。」

なんですか?

聞く勇気もなく今日は終了。

本当はもっと早く進めたいらしいですが私がすぐ泣くので1コずつ進めていくそうです。

「明日からの検査は3日間俺が一緒に回れるから。」

「なしにならない?検査」

「あほかならんわ。」

「3日間針使うの?」

「使わん検査のが少ない。」

「やっぱり」

「今日はブロックはやめやって。よかったな。」

次の日朝食を取らずにおいていたらS兄に無理やり食べさせられました。

朝の採血、点滴はなんとか我慢できるようになりました。

「筋電図いこか」

「いややなぁ」

「5本まで泣かんかったらアイス買ってきたる。31まで買いに行ってくるから。」

「5本以上刺すんや」

「・・・」

「ついたで」

「がんばろな」

診察台に座らされて開始。

軽い麻酔をしてくれました。

でも針増えていやかも。

「じゃあはじめるね。右手出して。」

兄が右側に座っていたので。手を固定されました。

「ちょっと痛いの続くけど我慢してね。」

ブス

「痛っ！」

S兄「痛いけどそのまま手握って。」

「無理！！」

「痛い！抜いてください。」

S兄「我慢してあと3本でアイスやって。」

S兄「俺が上から握るな。ごめん。」

痛すぎです。泣いちゃいました。

S兄「ごめん。これは痛いな。アイス買ってくるから。」

このあとも次々に刺され肩まできました。

「終わった?」

「まだ。足もするから。」

「いや！！！」

「大丈夫。なんとかなる。うつぶせなってパジャマ脱いで。」

「いくで。お願いします。」

太ももからいかれました。

痛すぎ痛い。

「もう無理や～。やめて。」

「あと6本やでがんばろ。」

先「明日したくないやろ?だからがんばろ。」

このあとはもう小児科の検査よりもすごかったみたいです。

部屋に帰ってもずっと泣いてました。

T兄が学校のプリントをもってきてくれました。友達からの手紙もありました。

S兄が授業をしてくれました。(しなくていいのに。)

剃毛されました。S兄に。

夕食後約束のアイスを食べました。

今日もブロックなし。

今日はミエロです。朝から3本筋肉注射がありこれは痛かったけど我慢。

「いこか～。今日もがんばろな。」

看「じゃあうつぶせになって。」

「麻酔するのちょっとチクってなるぞ。」

「痛い！」

「大丈夫。あとは何にも感じんから。」

先「終わったけど今日は安静にしとかなあかんで。」

うなずいて病室に戻ると勉強タイムはお休みでした。

S兄「明日はかなり長い時間の検査やけどがんばって1日でおわらそな。」

「・・・・」

麻酔がかなり痛かったのでふきげんです。

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