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ほみの激痛物語 第15話
○ブルーなお出かけ…その後はヒ・ミ・ツ(受傷後1日)





今日は昼から月1の講習会。


東洋医学の関係の講習で、あたしはすでに3年目。


あんまり理解していない上に最近じゃ別にやりたい事もあって





サボりぎみ。





会場へ階段を踏みしめる。


足先の違和感はぬぐえないけど


力かけなければくないさ…と、のそりのそりと歩く。





さぁ後1段のぼれ……ば…ドサっ…(こ…コケた)





横を向くと知り合いが笑っていた。


いいのよ。


今のあたしにはこの後待っているお出かけに気分は飛んでるのぉ〜


講習は昼から夕方までノンストップだ。


しかし、半分受けた段階で逃げ出す。


急いで携帯で待ち合わせを確認し、メールでダメ押し。


こういう時のあたしの行動力はすごいものだ(感心)


当然階段なんかものともしない。


足のさも飛んでけ飛んでけ〜〜〜(期待を込めて)





ドライブは楽しいな。


車が好き。





ちょっとヒミツめいた遊びはもっと好き。





いろいろ見たいところもあったけど


あんまり無理も言えないし。


ややこしい事考えて気使うくらいなら自分で飛ばすのがいい。


何時間か遊んだんだけど(あっという間に感じた)


家に帰らなくちゃならなくて後ろ髪引かれる思いで電車に乗る。


座席に座ると…緊張の糸が切れたのか…





何か足の違和感を激しく感じる。温かいようなドクドクした感じ。





そんな思いもはじに追いやり、サクサクっとメールをやり取りする。


外は大雨。


家の近くの駅に自転車が置いてある。


雨の中かさをさして急いでこぐ。


買ったアイスが溶けないように大急ぎ。


2時間かけて帰宅し靴をぬごうとしたら…濡れてもいないのに


右足が脱ぎにくい。


う〜ん、どうしたものか。


明るいところで靴下を脱ぐ。


「あれれ〜〜」


「右の親指の色が変」


「直径5ミリ位のカビみたいな黄色や赤の斑点が」


まるで食中毒への道へエントリーできそうな色合い(別に食べないけど)


「おっかしいなぁ」





触ってみると触れただけでが走る。





「何何何〜?わかんな〜い」





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