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ほみの激痛物語 第08話
○皮膚科にて・・・治療は痛くない





寒さに負けたのか、急に手の甲にブツブツができてしまった。


痒みにまかせてゴーリゴーリと掻いていたら…


皮膚がすんごく固く、それこそ象の足みたいなうろこ状になってしまってあせり皮膚科へ。


例のごとく待合で待っていると聞こえる聞こえる。


「他人の診察」


今日は、皮膚科と言う事もあって少し強烈かな。


あたしの名前を呼ばれ…


「さぁ何されるかな」


と少しワクワクしながら手を見せると…


「あぁ、冬になるアレね」


と一言で終わり。


どうも要約すると


「冬、保湿がたりないと湿疹の傷が刺激になりこうなる」


と言いたいらしい。


そこで、あたしもこのままでは帰れないと思い





「要はババァになって油ッけが無くなったって事ですか?」





と上目使いで聞くと先生は


「うん。まぁそうなるかなぁ…」


下向いた。


「えっ、そうしたら今後もっと痒くなるとか?」





「そうですね〜。スネや腰など痒くなるかも。早いと30代から…」


と言いかけてあたしの年齢をチラッと見て





「あ。中には20代でもなる…人…はいますね」





視線はきょろきょろしてる。


そんな気使わなくていいのにね〜。


結構実年齢より下に合わせて話されると


治療より精神的にきついんですけど〜…


今回は怖い治療もなし。ちょっと強い薬でおしまい。


次回は、皮膚科第2弾。


これはドキドキものでした。





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