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連載レポート04
投稿者:せかいのヒロちゃん
03/01/20
○靱帯物語第4話 帰宅



おえ





真っ赤じゃん、水じゃないじゃん、うわっ、気が遠くなるぞ・・・


あかん、倒れる・・・





先生「どうした」「おい、しっかりしろ」





めっちゃ若い看護婦が走ってきて、支えてくれたらしいけど、意識混濁。


なんとか、立ち直ったけど、ふらふらじゃ。


先生「おいおい、溜まった水を抜いただけだぞ、なさけないなあ(笑)」


だから、笑うなよ・・・


めちゃ若い看護婦「もう、よわいんですねえ(笑)」


ちょっとうれしい・・・


先生「じゃあ、処置して」と、その看護婦に言って、処置室へつれられて行ったヒロ。


おばさん看護婦「とりあえず、動かないように当て木しますねえ」


えっ、当て木って、それ?


そこには、アルミでできた1mぐらいの細長いものが。


で、足の付け根(おまた)から、かかとを回って、指先まで固定される。


包帯で、まるでミイラのようにぐるぐるまきにされて、足は、一本の棒と化す。


めちゃ若い看護婦「はい、じゃあ受付へ行ってくださいね」


はっ?これで歩けって?


冗談でしょ?


なんかないのぉ?


めちゃ若い看護婦「つえ、いりますか?」


ヒロ「できたら、ほしいんですけど」


あたりめーだろオ、たのむよ実際・・・・


めちゃ若い看護婦「じゃあ、貸し出ししますので、借用書を書いてください」


というわけで、一日何10円という、松葉杖


を2本借りて帰宅。


ちょっと待て


どうやって運転するんだ???


のっ、乗れねえぞ、汗


足がつっかえるぞ・・・


あかん。汗汗汗考えるんだ。そうだ、まず、おしりから入ろう。





ゴチ





てっ、頭打った。


よし、座ったぞ。次は・・・


そうだ、足だ。次、足を入れるぞ。


そのためには・・・


そうだ、助手席へ移動だ。


よいしょ、よいしょ・・・


入った、ふう。


いすをさげなきゃ、、、


とっ、汗、とっ、汗、とっ、汗、とどいた


うー、アクセルが踏めん。こうなったら、


オール左足操作しかない


AT車でよかった・・・


無事帰宅。





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