『爆痛みか物語』
第97爆章

ブスっ
激痛レベル
★★★★☆

海老のように丸くなり、じっとしたまま…
きむりんは脊椎を指で触って、狙いを定めている。
その間も、ひたすらじっとしたまま…
痛みも増し〜
早くブスっとやっとくれっ!!!
そんな思いをしながら、じっと…
ひたすらじっと待つだけ〜

「よしっ!ここへ入れる!」

ほぅ〜
やっと決まったかぁ〜
ほっとしたのも束の間…

「今度は、さっきより痛いよ。」

ブスっ〜

げっ

マジで!?

ぐぉぉぉ〜



下半身麻酔って
こぉんなに痛いのかよぉ!!!


破砕をする前から、ぐったりしてしまったみかは一旦病室に戻った。
少しして、看護婦さんがストレッチャーを持ってやってきた。
「みかさん!行きますよ〜」
はぁい
ストレッチャーに乗り出発。
破砕の部屋は2度目の訪問だ。
到着すると、中年の看護婦さんが近寄ってきた。
「あれ?どこかで会った?」

あっ!

カテーテル入れてもらう時にお世話になりました〜

「あぁ!入らなかった子ね〜

今日は成功するから!

よろしくお願いします。
入らなかったカテーテル…
あの時の看護婦さんだった〜

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