『爆痛みか物語』
第106爆章
退院!?
???レベル
★★★★★
一夜明け、退院の日の朝を迎えた。
たった4日間の入院。
なんちゃって退院じゃなく〜
本当に退院できるんだぁ!!!
本当に退院できるんだよね?
なんで点滴外してもらえないんだろう………
みかに素朴な疑問が生まれていた。
早朝、看護婦さんがまた新しい点滴を替えにきた。
あの〜
今日、退院なんだけど…
「えっ!?そうなの?」
えっ!?って言われても〜
みかも「えっ!?」だよぉぉぉ…
きむりんは確かに言った。
みかは、この耳で聞いたっ!
そう思いながら、朝の徘徊へ出かけた。
病室に戻ると、向かいの赤ちゃんのママが先生と婦長さんが探してたよって…
ははっ…
まただよ〜
朝食を済ませて、少しすると、また新しい点滴を看護婦さんが持ってきた。
うそだろぉぉぉ〜???
また聞いてみた。
退院なんだけど…
「あぁ〜聞いてますよ。この点滴終わってからね。」
はぁぁぁ〜
良かった〜
何とか退院できそう。
ほっとしてると…
「ホントに退院させていいのかしらね〜」
は!?
看護婦さぁぁぁぁぁん!
そんな不安になるよな言葉、帰り際につぶやかないで〜
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