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第78爆章 復活の誓い


号泣レベル


★★★★★





見知らぬ先生もやってきて、反対の腕に同じ薬でやってみる事になった。


看護婦さんも、ゴシゴシには気をつけて、消毒をしていた。


待つ事15分…


あちこち刺激を与えているせいか、注射跡も敏感に反応しちゃって


看護婦さんじゃ手に負えなくて、きむりんが来るのを待った。


3回のテストで6個の注射跡。


それを見て、かわいそうだと悲しい顔をするきむりん。








「もういい。これで、ゆっくり入れてくから








やっと薬が決まり、点滴開始。


小さな点滴は白濁色だった。





何時なんだろう…





日が暮れてきている。





早く家帰りたいなぁ。





明日の点滴の予約用紙をもらい、外へ出た時には会社が終わる時間と変わらなかった。


テクテクと車まで歩く。


車に乗り込み、頑張らなくっちゃと気合いを入れたが涙〜


点滴をしている間も色々考えてた。


頭によぎった全ての弱音は、まだくたばれないって気持ちで不安ながらもかき消した


やる事をやってから、心おきなく治療に専念して復活するんだもんっ


涙でくちゃくちゃの顔。


息子に悟られないように車の中で泣ききってから帰ったみかだった。





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