『爆痛みか物語』
第83爆章

二人部屋
激痛レベル
★★★★★

暗い病室。
昼間でも電気をつけないとなんないほどだ。
病室は二人部屋で、おばあさんと同室。
みかが入院した病院は二人部屋でも、普通の料金なんだ。
おばあさんは文句ばかり言う人で、
聞きたくなくても聞こえてくる話は
耳をふさぎたくなる事もあった。
一緒に生活するようなものなので
気さくで明るい人が同室だとありがたいもんだと思った。

ベットへ横になっていると看護師さんがやってきた。
まずは点滴だそうだ。
痛み止めや炎症を抑える薬だって。
これで痛みが少しでも治まってくれたらいいな…
入院時恒例の事情聴取もした。
どこの病院でもするんだなぁ〜
夕方近くになり、O村先生がやってきた。
まずは点滴して様子をみて〜
落ち着いてきたら、リハビリを始めていこうという事だった。
みかは入院したら、ずっと牽引されるのかと思ってた。
リハビリもできないほど最悪な状態だったって事が理解できたのは、かなり後からだった。
そして、この日〜
みかがこれから約2ケ月近くお世話になるあるものと出会うのだった!!!
あるものとは〜
いったい何でしょうか???
答えは次のお話で…

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