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第1爆章 くしゃみ


レベル


★☆☆☆☆





春うららかな風の中〜


仕事に情熱を傾けながら





毎日を過ごす女みか





尿管結石完治から、左の桃尻…


つっぱりレベルがアップしていた…


休んだ分を取り返すために、仕事バカと化していた。


桃尻たたいて、ほっぽっといた。


みかはアレルギー体質で花粉にも若干反応をする。


春爛漫〜


花粉も飛びまくる季節につきものは〜





くしゃみ





そうくしゃみをする…





ただ、くしゃみをする…





それが何かにつかまらないと〜









できなぁぁぁい





あっ


くしゃみが出る〜


とっさに、つかまる物を探す。


座っていたら何とかなる。


立った状態で、ふいうちのくしゃみの後は…


腰に違和感〜





みが走るぅ〜





それでも、忙しいからとほっぽっといた。


今思うと、この時期に病院へ行くなりの処置をして


ヘルニアの怖さを知っていたら


みか物語はこの世に生まれる事はなかっただろう。


タイミングが悪すぎた。


尿管結石の入院直後。


息子は受験。


仕事を必死でするしか頭になかったのだ。





『ヘルニア地獄へようこそ』











サタンが両手を広げて待ってる事など


気づきもしないみかだった。






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