激痛ヘルニア物語 Part2

第13話

第13話 先輩
(感謝度レベルAAA)


元旦。
とんでも無い元旦となったはっしー。
翌日は、はっしーが希望する病院では無いが、入院する事となった。

しかし・・・

その病院は、そこそこ人里はなれば場所にあった。

電車では行けない。

バスなら出ているが、入院グッズを持っていくには、大変。
当時のはっしーは、車の免許も持っていなかったので、車で行くことも出来ない。(まぁ車を運転できるような痛みではなかったと思うが)
そんな時、一人の会社の先輩に電話をした。
「正月早々、申し訳ないんですが、入院のお手伝いをしてもらえないでしょうか?」
そんな先輩は、快く、入院のお手伝いをしてくれる事になった。

助かった。
これで多少なりとも、楽に病院にまで行けそうだ。
良き先輩に、感謝、感謝の一日であった。
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