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Part2 新たなる激痛編(再発編)

第10話

待ち時間
(激痛度レベルA)
病院へ入り、受付をする。
「当病院へ、緊急で来る事を伝えてありますか?」
と、事務の人に聞かれる

「そんな、余裕など無かった」
と答え。
「以前、ここで、手術をした」
と言う事を伝えた。

そして、先生に見てもらえる事になった。

そして、1時間以上が過ぎた頃、救急車の音が外に鳴り響いていた。
どうやら、急患がきたらしい。

そして、しばらくしてから事務の人がはっし〜の元にやってきた。
「はっし〜さん、別の病院へ向かうことは可能ですか?」
と。

「へ?!」

「実はですね、急患が入って時間がかかりそうなんですよ」

「は!?」

「なので、急ぎであれば、別の病院へ行って頂いた方が早い可能性があります」

あくまで、可能性であるのだ。
別の病院へ行こうが、そこでも急患がきたら同じ事にもなりかねない。
考えて出した結果。

「待ちます」
と、事務の人に伝えた。


そして、待った。
あてどなく、待った。
一体、どれほど待てば、呼ばれるのか分からないが、待った。
腰はいし、限界も近い、別の病院へ移動する気力する、その時はなかった。
待てば、入院させてくれるかもしれない。
そう思って、待っていた。




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