Part2 新たなる激痛編(再発編) |
前進前進また前進 (激痛度レベルA) |
おじゃまになっていた家の主にお願いをして はっし〜の自宅から保険証を持ってきてもらう事になった。 保険証が来るその間 「お風呂に無理にでも入って、腰を温めたら如何ですか?」 と、言われ、お言葉に甘えてそうする事なった。 しかし、激痛が常に襲ってくる、この状態で、本当に風呂場まで、たどりつけるんだろうか、 いや、そんな事を考えても仕方がない、すこしでも痛みが和らぐ可能性があるんであれば なんとか風呂場まで移動しなければとの思いに駆られた。 また、腰を温める事で、痛みが和らぐはずだと思いこんでいた。 丸太のように寝そべっているはっし〜。 体を起き上がらせるべく、少しだけ体を動かしてみた。 (注:お風呂に入って腰を温める行為が良いかどうか、また痛みが引くかどうかは個人的に分かっていません) ---Loop Start-------- い、痛てぇぇー--!! 痛い、痛い、痛い。 痛い!! 無理、無理、無理ぃぃぃ!! ちょっと、タンマ。 う、動きません!! しかし根性をだして、ちょっとだけ体を動かしてみた。 ---Loop End-------- Loop StartからLoop Endまでをしばし、繰り返して読んで下さい。 寝転がった状態の格好から、お風呂にたどりついたのには1時間かかっただろうか。 距離にして、たったの数メートル。 たったこれだけの距離だったが、遙か、遙か遠くにお風呂があるように見える。 永遠とも思われた長い時間。 顔を歪めながら 一歩 一歩 一歩 と、距離を縮めた。 そんな永遠とも思われた長い時間も終わりを告げ なんとか、お風呂場にたどり着いた。 |