私は鮨屋に勤続11年目の板前です。まだ入りたての頃に親方に色の悪くなったマグロを貰い、ズケ(醤油漬け)にしました。
しかし、どのくらい漬けておけば良いのか判らずに三日程してから晩酌の肴にしてみました。楽しみに二、三切れ食べてみました。
もともとズケは少しトロみがある物と聞いていたので大した抵抗は無かったのですが、漬かり過ぎの塩っ辛さに隠れていた、あからさまな発酵臭を嗅ぎとりました。自分の吐息に危険を感じました。
気の弱い私は、すぐに吐き出したので、なんともなかったです。
さすがに次の日がテストなんで病院に夜になってから行きました。動けなかったもので。なんか食中毒にしては症状が出るのが早すぎると言われました。
ウィルス性のものなのかはっきりわからないと。自分はてっきり食べてスグになるもんだと思ってたんですけどどうなんですかねぇ?
そして医者が言う強力な薬をもらって次の日テストに無理やり出ました。あれはほんとに辛かった!もうロー??では絶対に弁当とラーメンは買わないと誓いましたね。
つい最近の話。夜御飯を食べなかったので、深夜に某コンビニに行ってミニサイズのシャケのり弁と豚キムチのカップラーメンを買いました。
そして家に帰りそれらを食べて、その後すぐに寝ました。しかし5、6時間してあまりのお腹と胃の痛み、それと吐き気がひどく起きてすぐトイレに駆け込みました。
案の定ひどいゲリと嘔吐。その後しばらくしてまた嘔吐。なんかしら飲食すると5分くらいでゲリ水がもう垂れ流し状態。
しかし水分はとらないと脱水症状になるので飲まないわけにもいかない。そして39度近い発熱。しかも次の日は大学の後期試験。
「バグナード」掲載レポート5
2001年10月、雑誌取材時に試食した試食レポートの第5弾です。
お湯で温める真空パックのイカメシであります。
話によると温めている間になぜかお湯に色が着いたらしい。
こいつ、真空パックのフリして、実は真空パックじゃないとか。
封を開けるとイカと醤油を濃縮したような、これまたキツイ匂いがする。
でもまあ、あぶらみそに比べたら見た目は普通なので、平気だろう。
食べると、良く味がしみていて結構おいしいと感じるのだが、その裏に隠れてなにやら苦い味が存在しているぞ。これはひょっとして当たりかな?
濃い目の味が巧妙にカモフラージュされているが、米から夏場に常温で一晩置いたかのような風味が感じられる。まあ、腹いっぱい食べなければ問題はないだろう。
危険度:レベルB-
一生懸命食中毒目指して腐っているものを試食している勇気に感動!
でも、出来ればレベルAのレポートが見たい。
私は、胃も腸も弱いので、何度かひどい目にあっています。
あるスーパーで買ったひき肉のハンバーグとか・・・・。
あと、特殊なのはたこのしゃぶしゃぶ。新鮮なものでしたが、体質的に会わなかったようで、全身に蕁麻疹が。
副腎皮質ホルモンをのみながら大好きなので再びトライ。またしても、全身蕁麻疹。別の病院にいって注射を・・・・。
さらにさらに三度目に挑戦。するとなんと完全に克服し、今では蕁麻疹も出なくなりました。皆、感動した?
今回はレトルトパックに入ったふぐ雑炊の元です。
ふぐ=毒というイメージがあるので、食中毒への道にピッタリな実験食材です。では、さっそく食べてみましょう。
味は何の変哲もない雑炊で、ふぐの肉かもしれない固まりが入っていました。しかし、すっかり堅くなってしまってふぐだかどうだか分かりません。
食後の感じも特に問題はなく、危険信号は探知できませんでした。
食べたのが深夜1時ぐらいで、それから工芸部の作業を1時間ぐらいやってから眠りにつきました。あわよくば、夜中に腹痛になって飛び起きる事を期待しながら。
しかし、腹痛は発現する事なく無事に朝を迎えてしまいました。
ただ、起きて30分ぐらいはお腹が軽く締め付けられるような感じがしていました。おおっ、こいつはひょっとして、ひょっとするのかと期待しましたが、どうも痛みが軽すぎます。
それが、ふぐのせいかどうか確信は持てませんが、痛みの感じから予想すると、腹痛のピーク時には思いっきり熟睡していて、起きた頃には、ほとんど回復していたようです。
自分の身体の丈夫さを改めて認識させられました。
危険度:レベルB