忘れもしない昭和天皇が崩御された日の事。
朝ごはんのときに出た納豆さまは、やけに美白で
美しい輝きを放ちながら食卓に並ばれました。
量が少なかった為俺と親父と2人でおいしく食しました。
味は普通で違和感は無くあっという間にたいらげました。
そして学校へ行き。昭和天皇に黙祷をささげ教室に戻ったその時!
胃の中が熱く生唾ガンガン!!
前の席の女の子めがけて悪魔召還!!
20秒後2匹目召還!!合計4匹の悪魔を召還して
先生が保健室へ運んでくれました。
お袋が迎えに来てくれて自宅に戻ると干からびた親父が
「おまえもか・・・。やっぱり・・・。」
と、つぶやいた。
結局1日寝たきりで、脱水症状からぬけだしました。
医者には行かなかったが、食中毒間違いなし。
それから結婚し始めての朝食の納豆までの9年間、1口も納豆
を食べることが出来なかった。
「納豆は腐ってるから賞味期限は無い」と言った親父はつい先日
他界したが、この件だけは許せなかったまま離れ離れになりました。