投稿レポート713
投稿No.713  投稿者/巫女の女房  2004/10/26

ピザまん+豆乳 … コンビニでの販売期限内

付き合っていた当初より「おなかが弱いから・・・」と聞いていました。
でも、ああも容易く当りクジを引き当てる体質とは、聞いてませんでした。

二年前の初冬、残業続きで10時前帰宅が稀だったある晩の事。
いつものように、疲れながらもノホホンとした雰囲気を漂わせ、帰宅したダンナ。
この頃は【残業の友】とばかりに、夜食という名の間食を摂っているのを聞いていたので、
「ご飯は?(すぐ食べるかどうか)」と聞けば、
「帰る直前に、コンビニでピザまんと豆乳買って食べたから、量を減らして。」との事。
で、ご希望通り、量を少な目にして二人(我が家は夫婦・二人暮し)で夕食頂きました。
夕飯のメニューは、しっかり加熱済みの食品ばかり。取り立てて危ない内容の物も無く、味も普通で、美味しく頂きました。
夕食開始のこの時で、午後11時30分過ぎ。
その後、「明日から2日連続出張で早いから・・・」と、ダンナは風呂に入り早々に2階の寝室に引き上げました。
1時間経ち2時間経ち。たまたま深夜のネットサーフをしていた私が、階段を下りる物音に気付き、顔を上げて時計を見れば、何時の間にか午前4時過ぎ。
『一度寝たら朝までコースのダンナが、珍しい。』と思っていたら、トイレを流す水音に混じり、嘔吐特有の声(?)が。
10分経ち20分経ち・・。ようやく出てきたダンナは、帰宅時とは打って変わって、一気に半病人の顔色。
「大丈夫? 食当たり?!」
しかし私は元気です。ネットサーフしちゃってるくらい、ピンピンしてます。
「晩飯・・・じゃないよなぁ。・・・多分。」
私が考えている間も、青白い顔色でコタツに座り込んでます。
「それは無いと思う。いつも通り、美味しく食べれたし。でも、何だろう・・」
彼は知っているのです。私が胃腸が年齢以上に強く、多少の傷みモノはへっちゃらだという事を。

(結婚前なのですが、何を作っても鍋やフライパンの中に放置しておくので有名な、実母製作の夏場のカレー(放置一日)を、まさか傷んでいるとは知らず、半分ほどフツーに食べていて、横から『頂戴♪』といった妹に一口食べさせてあげたら『これ腐っとるやん!』と逆ギレされ『どうして気付かへんの!!』と更に怒られ、すぐさま皿ごと取り上げられ、三角コーナー行きにされたことが有ります。それ以来、自分の中の基準に自信が今ひとつです。)

「・・・豆乳、飲んだって言ってたよね。賞味期限は見て買った?」
「モチロン。」
「豆乳は初体験?」(我ながらどういう言い方なんだか・・・)
「うん。」
「・・・あくまでも多分だけど、豆乳とピザまんの食い合わせが悪かったか、あるいは、どちらかが傷んでたかだよ。」
何故ならば、ダンナは過去に何度も私の前でピザまんを食べていたのですから。
その晩は胃の中のモノ、全てリバース&腸がゲーリーの状態で朝を迎え、翌朝より出張の為、下痢腹を抱え東京へ。
腹もスピードも、共々に夢の超特急を味わってきたようです。(苦笑)
後日聞けば、その日は昼食も摂れず、昼は出張先(自社の支店)で空いている応接室を借り、ソファーに寝ていたそうです。
そして、その翌日は大阪へ・・・。
大切な出張が終わる頃、彼の腹は治ったそうです。
ちなみにその時に飲んだ薬は、やはり王道の【正露丸】と【ビオフェルミン】。

現在、ダンナは懲りもせず、冬場にピザまんをガツガツ食べてます。
でも、豆乳は私しか飲みません。(苦笑)
すすめても、硬い表情で『いらない。』と断られます。

果たして食あたりor食い合わせ、どちらだったのでしょう。
未だに謎を残したまま、ダンナは豆乳とピザまんは絶対一緒に食べません。
きっと一生、トラウマでしょう。

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