投稿レポート552
投稿No.552  投稿者/こぜにこぜに  2004/04/14

エビの握り … 翌日

昨年11月下旬の涼しい夜、夫が回転寿司店でお寿司をテイクアウトしてきてくれました。
4カンくらい余ってしまったので、そのまま冷蔵庫に入れました。

翌日の夜、私はお寿司がまだ冷蔵庫にあることを思い出しました。
元々胃腸がとても弱く、賞味期限が切れたら速攻で廃棄する私にとって、本当は翌日のお寿司なんて論外です。
しかしそのときたまたま、料理中に不注意で食材を無駄にしてしまい、夫が不機嫌になったところでした。
せっかく買ってきてくれたものを捨てることはできません。

私は考えたあげく「生ものは捨てるいいわけがつくけど、これは生じゃないから大丈夫だろう」と、意を決して火の通っているエビの握りを口に放り込みました。特に味に変化はありませんでした。
今から思えば同じ容器に入れっぱなしだったのに、バカです。

翌朝には夫の機嫌もよくなり、連休ということもあって私は朝からビールを飲んでいました。
やがていつもと同じように便意を催してきたのでトイレに入りました。ここまでは普段と何もかわりありませんでした。
しかしそれから100分間、私はトイレから出られませんでした。
出てきてから急いでビフィズス系整腸剤を飲みました。1時間に1度くらい下痢をするたびに飲みました。
定められた用法・容量などは完全無視です。

最初は下痢と腹痛だけでしたが、そのうちに熱が出て水が飲めなくなり、ごく少量ですが血便を垂れ流すようになりました。
私は生理用ナプキンをあてながら「伝染病だったらやばい」と思い、唸りながらネットで病状を調べました。
幸か不幸か症状は腸炎ビブリオの典型的なものだということが判明しました。

その後も整腸剤を大量投入し、翌日には微熱まで下がったので根性で会社に行きました。
それから4〜5日はろくに食べられませんでした。
でもエビ握りは嫌いになりませんでした。

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