あれは忘れもしない小学校卒業式後…。
母親に連れられてファミレス[○ルッペ]に行きました。
卒業祝いという事で今まで行った事のないファミレスに連れて行かれました。
それまでは恥ずかしながらステーキという物は豚肉にウスターソースがかかった物がステーキだと母親から教わっていたため、牛肉のステーキという代物を初めて見ました…。
周りを見渡すとお客さんは私たちのみ…。
店内には…ブーンブーン…カツンカツンと窓に蠅が当たる音が、こだましてました。
今、思うとあれは警告の為のサインだったような気がします。
運ばれてきたステーキに目は釘付け!半生じゃんっっ!などと思いつつ母親に尋ねてみると、これが当然だと言う…。
恐る恐る…食べてみた…変な味…こういう物なんだ……。
みんなは平然と食べていました。
店を出てタクシーに乗り、家に着い……家に着……家に………あれ?……手が…両手の指が反り返ったまま、しびれて動きません…その後、下痢&嘔吐の連続!洋式トイレに跨がったと思って踏ん張ったら口から出てきたりと、大変な思いでした…。
そう!あのステーキは生まれて初めて食べたにもかかわらず腐っていたのです!
手はしびれたまま意識が朦朧(もうろう)としてきました。病院行きを親に願い、夜間で診てもらい…即入院というハメに…。一週間入院生活をしました。そのため中学の入学式には出席できず、悲惨でした。
入院中に、賞味期限が一年間過ぎていたスポーツ飲料を持ってきたのも母親でした…。