生（？）牡蠣 … 解凍後４日もの

私は、牡蠣が大好きである。
おまけに「焼き」「フライ」「蒸し」よりも「生」が好きである。
しかし、年中スーパーには「生食用」は販売していない。
産地ならまだしも、そんな場所ではない・・。
そのことは立派な大人である私にも理解はできているつもりだった。
しかし、９月のある日、なぜか無性に牡蠣が食べたくなってしまった。
もちろん、「生」がスーパーに存在していない事は容易に想像できた。
しかし「フライ用」があるではないかと思い冷凍食品のコーナーへ・・。　そして、ありました「広島産　大粒牡蠣」の牡蠣フライ！
速攻２袋買い込み、自宅で１袋（８粒）をフライにして食す。
「美味い！」・・・、しかし、「生」の方がもっと「美味い」のだ。
そこに目が行ったのがもう１袋。
「これって、パン粉の中は生だよな・・」
もう思考は完全に麻痺していたようで、カチンコチンの冷凍牡蠣を水で解凍して、酢とポン酢で食す。
「・・・酢が効いていないな〜。」
そこで、冷蔵庫に入れて酢が牡蠣に染み込むのを待ってみる。
しかし、ここで誤算が・・・。
牡蠣の存在を忘れてしまっていたのである。
気が付いたのが、解凍後４日後。
「あちゃ〜、もう駄目かな？」と思いつつも、思い切って食してみる。
「・・・何これ・・？」
その後は、ご想像通り。
死んだ祖父が手招きしているのが見えました。
でも、牡蠣はやっぱり「生」でしょう！