投稿レポート22
投稿No.22  投稿者/はっし〜  2001/02/12

「○○○○」

それは、小学6年生の時でした。当時私が住んでいる場所というのが、川の前でした。不幸は始まりました。
その川には、「○○○○」が生息していました。念のため食用の「○○○○」ではありません。どぶ川に生息する真っ赤に鮮やかな「○○○○」です。
そのどぶ川で遊んでいた時の事です。誰かが「○○○○」ってうまいのかな?
と言い出しました。さすがに「○○○○」など誰も食べた事はありません。
じゃあ、「食べてみよう!!!」と言う事になったのです。
あ〜、不幸が近づいています。ひたひたと・・・
どぶ川だけあって生きのいい「○○○○」がわんさかといます。
その中の一匹を捕まえ、家にあった七輪で焼いて食う事になったのですが、そこは小学生です。誰も「○○○○」の料理方法なんて知りません。
とりあえず、「○○○○」を生きたまま七輪にのせました。
その「○○○○」に醤油をかけてパチパチと焼きました。
臭いは覚えていませんが、いやな光景は頭に刻み込まれています。
「そろそろ焼けたかな?」と、その「○○○○」をむきました。
「ペリペリ」「バリバリ」と音をたててむきました。
思い出すだけで気分が悪くなる。
いまでもこの光景は忘れられません。生々しい「○○○○」の身が現れました。ここでやめとけば・・・・よかったのに・・・
焼けた「○○○○」みんなで、食しました。
味は、泥臭く、醤油の味はしたけど、決してうまいものではありませんでした。
泥臭かった事で、気づけばよかったのですが、そこは小学生です、「○○○○」は洗っていませんでした。
たぶん寄生虫も一緒に焼いたのでしょう。焼いた事により寄生虫が死滅していたかは不明です。
歯ごたえも、なんとも言えぬ、ぬめりとしたものでした。
食した日は、問題はなかったんです。その日は、が。
翌日、「○○○○」を食べた自分を含む友人は全員学校を休みとなりその日を境に私は「海老」が食べられなくなってしまったのです。
あんなにうまかった「海老!!」が。
名古屋に住んでいるのに、「海老ふりゃ〜」が食べられない。悲しいものです。
トラウマとは恐ろしいもので、いまでも、「海老」を見ると気分が悪くなる事があり、困ったものです。
特に、マックの「シュリンプバーガー」、あれは、自分には「う○むし」にしか見えず、あのポスターのある時は近寄る事すらでけませんでした。
誰か、私を「海老」の食べられる体にして下さい。よろしくお願いします。
補足
えびぜんべいなどの、海老の味のする海老を加工してあるものは今でも大好きです。
「海老」が食えなくなった、この出来事は後悔するばかりです。
みなさん「ざりがに」は、洗ってから食べましょう!!

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