大学の実験室では、あらかじめ蓋をしてから加熱することで、缶詰め程の密閉をせずとも常温で寒天培地を保存出来ています。
その真似をして、作り置きのカレーに蓋をして食べる都度加熱すれば安心だ、と油断していたのがまずかったようです。
研究室ではアルミホイルをフラスコの口に当てて、フラスコの口型の蓋にしています。ほぼ密閉。
家でやったのは、圧力鍋の蓋を、ゴムパッキン付け忘れて蓋したもの。空中から落下してくる細菌は防げているはずだと鷹を括っていましたが、小さな隙間はあった。そこから、どうやらショウジョウバエが侵入していたようで(病院から帰宅後、鍋の中に親バエの死体を発見)、粘りの正体は菌糸だったようです。
初日・二日目は美味しく食べられたカレーが三日目には心なしかドロッとしてました。それを、手間を惜しんで食べてしまったのが不幸の素。
三日目=金曜だったので、土日を完全に潰しました。
医者にも、「典型的な食中毒だね」の一言を貰いました。