エンガワの刺身

学生時代に居酒屋でバイトしていたときの話。

酒飲みでもあり、つまみ系が大好きだった私は居酒屋でのバイトが天職のように思えるほど、すべて楽しかったです。


新年会シーズンにその店では豪華なコースを頼んだお客さんがいた。

豪華なメニューばかりに羨ましい思いを持ちながら配膳をしていた。

お客さんが帰って、テーブルの片づけにいくと、手の付けていない刺身盛り合わせがあるじゃないかっ!!!!

トロ、うに、赤貝、エンガワetc・・・学生の自分には高級食材ばかり。

店長やほかのバイトにばれないように・・・刺身を片づけるフリをしながら、エンガワを口に入れると、ビリビリビリビリビリ!!!っと口の中が感電したんじゃないかってくらい痺れた。

息がしづらく、オレはこのまま死ぬ!!!っと思いながら便所に駆け込む。
バイト仲間に心配されたが、理由を言ったら爆笑された。。

思えば、真冬の暖房ガンガンにかかった部屋で4時間近く放置されてたわけだから危ないですよね・・・

それ以来、エンガワはアレルギーです。