投稿レポート1589
投稿No.1589  投稿者/リュイ  2011/07/16

あさり

検査のため大学病院へ行くことになりました。
シーサイドラインで乗り換えると、そこには潮見表が。
ご丁寧にもカレンダーには大潮・中潮・小潮の表示と、潮干狩りにどれだけ適しているのか貝マークの数で記されています。

「そうか、ゴールデンウィークでもまだ潮干狩り出来るんだなぁ。」
島育ちの私には潮干狩りは当たり前すぎて興味がなく、都会に引っ越してから一度も行っていません。
そういえば恋人は埼玉の山奥に住んでいて、「海にあこがれる」と公言している海なし県民です。誘えば喜ぶかも。

声を掛けてみると、潮干狩りはやったことがなくてとっても興味がある様子。
早速GW明けの潮目の良い日に向かいました。
神奈川県の潮干狩りといえば海の○園ですが、混んでいそうなのと、水深が深いので尻が濡れないように気をつけると腰痛になるのが嫌。
夏でもないのに濡れ鼠or腰痛なんて選択はゴメンです。
遠浅な、隣の野島○園にしました。

ゴールデンウィークで取りつくされたかと思っていた貝は意外と残っており、2人で食べるには丁度良い量です。
バカガイ(青柳)、カガミガイ、シオフキも含めてですけどね(後ろ二つも食べるの!?)

普通は食べない貝も、調べれば意外と砂だし方法や調理法も見つかりました。
さすがインターネット。
シオフキからゾロゾロとカニが出てきてちょっと気持ち悪!(うぅ)

来年はアサリだけにしようと心に決めつつ、全部調理して胃の中におさまりました。
私が料理して二人で同量ずつ。
バカガイちょっと砂あるねー、なんて言いながら食べている時は平和でした。
まさかあんな目にあうとは・・・
しかも私だけ(泣)

次の日、なんだか違和感があって下着を覗いてみました。
・・・!?
なんか濡れてるよー!?
あわててトイレに行ってみると、お尻にも血液と透明の粘液が混ざったものがベッタリ。
あああ・・・実じゃないとはいえ、いい年してまたもらしてしまった・・・とほほ。
おならも含めて何も出た感触がなかったのにいつの間に。
いや、それよりも血!?
お尻が切れるようなことをした記憶はないし。

感触もなく出ていたので、また漏れてたらどうしようと頻繁にトイレに通いつめ、それから何度か粘液&血と対面。
(初回以降は勝手に出ることはありませんでした)
結局、恐れていた下痢や嘔吐も大量出血もなく、その日のうちにおさまりました。
それどころか腹痛さえないという不気味さでした・・・。

病院へは行きませんでしたが、今思うとあれは軽い腸炎ビブリオだったのではないでしょうか。
思いおこせば
「塩水は生息地域の海水を使うのが良いよね!」
と、ちょっと汚そうな東京湾の海水を汲み
「あさりが硬くなるから」
と、酒蒸しのあさりが口を完全に開いたところで即火を消しました。
シオフキに至っては
「ネットのレシピに書いてあるから」
と、口が半分開いた時点で消火。

今ではわかります。
潮干狩りは所詮、 拾 い 食 い だと!

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