投稿レポート1554
投稿No.1554  投稿者/みゅう  2011/02/15

ホタテの、深緑のあそこ

同県内でも日本海側、魚好きの主人と結婚し、偶に行けば食事をごちそうになります。
毎回のようにお刺身が出ますが、冬場に出たホタテ。
ヒモも一緒で贅沢です。
でもね、貝柱は横にスライスするより、縦に切った方が歯ごたえがいいのに・・・と思いつつ、言えずにいだきますと、
義母が「これ、キモの煮付け!」と小鉢を。
私はてっきり白・オレンジの精巣・卵巣のことかな、と思いましたが、そうではなく、濃い深緑をしたあそこ。
一気に記憶が甦りました。

まだ修士の学生だったころ、10年ちょい前でしょうか。
貝類が好きな私は、冬場の東北、1枚100円のホタテをよく買って、貝柱とヒモを刺身にしたり、
殻ごとガスコンロで炙り、バター醤油焼きで食べていました。
当時の彼氏が上手に焼いてくれたものです。

深緑のあそこは「食べた海藻が詰まっている健康にいいところ」と思い、焼いた場合は毎回完食。
ところがある日・・・うっ、と腹の激痛と違和感で、トイレへ。
凄い下痢だ・・・と思った瞬間に今度は吐き気。
お尻丸出しで(泣)慌てて、隣のお風呂場を開け、そこにあったバケツをひっつかんでまたトイレ。
上からバケツへ、下からトイレへ・・・。
そんなことは生まれて初めてでした。

その日は焼きホタテ。生焼けが嫌いな彼氏がよく焼かないはずはなく、
では何だろう、とテレホタイム(懐かしい)にネットで検索。
これかな、というのが「深緑のあそこ」。
あの、海草味の身体に良さそうな・・・が、
ホタテ業者さんのページでは「ウロは食べないでください」と赤字表記。
ウロ?、名前どうでもいいけど栄養ってより毒?
物凄くショックでした。

で・・・そのウロとやらが主人の実家で小鉢に。
「これは食べられないらしいですよ」と意を決して言いましたが、
義母は「えー、これおいしいのにー、ねえ、お父さん」と。
私は食べられませんでした。
やめる気配はないので、あたったらわかるって、とだけ思ってます。

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