投稿レポート1365
投稿No.1365  投稿者/みくに  2009/01/20

不可視のぶつぶつ … 田舎の自販機

それは暑い夏、私がまだ中学生の時に体験した出来事です。
なぜかは忘れましたが、その日、私は無性に喉が渇いていて仕方がありませんでした。

ジュースを買いに行こうにも、当時、私が住んでいた町にはコンビニなんて便利なものなどありませんでした。
かろうじてあるスーパーは、灼熱の野外を歩いて10分の距離。
この頃から面倒くさがりだった私は、当然出掛ける気になりません。

しかし、田舎と言えども、文明の手が全く伸びていなかった訳ではありません。
歩いて5分程度の距離に、自動販売機が設置されていたのです。(今は撤去されているのでもう無い)

今考えれば、水でも飲んでれば良かったのですが、当時のアホな私にはそれが分からなかったようです…。
とにかく5分、猛暑の中足を引きずり、無事ジュースをGET。
そしてその場で早速、ジュースを一口。
当然ながら、よく冷えた液体が口腔を潤す。
しかし、なにやら舌触りに違和感が。
ラベルを見る限り、固形物は入っていないはずなのですが、ジュースを飲み込んだ後、明らかに舌の上に『ぶよぶよのぶつぶつ』が残っている。
気持ち悪かったけど、道路に吐くのもあれなので、ツバを絡めて無理やり飲んでしまいました。(味はしなかった)

そして何を思ったのか、今度は口をすぼめて、ぶつぶつの食感(?)を確かめるように―――


あぁ、もうイヤだ。
細部まで書きたくない…。

ぶつぶつの正体は今でも分かっていませんが、私は『水あか』と思ってます。

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