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05/04/13 中国旅行日記 桂林編

現在、中国内は、反日感情が高まり、各地で、反日集会が盛んに行われています。
大都市では、暴動の言葉を耳にします。
我らが鄭州も、チョコチョコ、集会をやっているようです。

そんな中、日本人留学生だけの会議が開かれました。
内容は…今回の反日感情についてと、今後の日本人の行動についてです。

っと、その前に、今回4月13日から15日は校内運動会があります。
そのため、授業がお休みになります、土日を合わせたら、5連休!!
これは、もう!旅行でしょ☆ 春の日差しが気持ちいい〜(~o~)♪

だが・・・学校側からの処置は甘くは無かったっちよっ・・・
日本人外出禁止!
特別授業有り!
もし、切符を購入していたら、キャンセルすること!

ヴぁぁぁ〜あんまりだ〜
※中国の鉄道の切符は日本と異なり、購入するのに大変面倒なのです。折角買ったのに〜
これは、もう、旅行に行くしかない!
今回の旅行先は“桂林”あの、水墨画に描かれているような景色の地。

では、老師(先生)に…一言ビッシっと!!言って出かけましょう。

「老師(先生)あのね♡〜切符キャンセルすると、手数料がたくさん出るの♡。だからねぇ〜切符キャンセルできなかったのぉ〜♡。旅行に、行ってもいいぃ♡〜?直ぐに帰って来るからぁ〜。」


2005年4月13日(水)
鄭州から桂林までは列車で約20時間の旅です。
今回偶然にも同じ留学生(班が違う)の韓国人4人も、同じ行程で桂林旅行っということだったので、列車の中で会いました。(それも、同じ並びのベッド)
20時間!眠っていれば直ぐだよ!っと言いますが、直ぐではありません。
暇です。列車の中から外の景色を眺めても、同じ景色が永遠と続く…飽きてきます(中国でかすぎ!)

お昼前に桂林に到着。
あと、半日桂林の市内をバスで観光。
今日は、市内を観光と致しましょう。
“七星公園”なる、公園を発見。早速入ってみることに…チィケットは〜門票30元・鍾乳洞35元の75元必要とのこと。学生割引は無いという。学生には優しくない公園だ。
公園内は、いかにも中国!っと言うような建物と景色が造ってあります。(外国人観光客に喜ばれそう)
鍾乳洞は、何人か集まったら添乗員がついて案内してくれます。
勝手に中に入れません・・・っと言うより、添乗員が中の電気を点けたり消したりするので、添乗員と一緒に行動しないと、何も見えないのです。(節電?)
鍾乳洞に、ありえない様な電飾を施してくれている・・・中国人って好きだねこういう派手な装飾。

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こういう普通の鍾乳洞が・・・。中国ではこうなる。
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公園内は緑がいっぱい。お約束の滝もあります。


2005年4月14日(木)
今日はいよいよ、“漓江下り”水墨画のあの景色((o(^∇^)o))わくわく
聞くところによると、河下りは中国人用と、外国人用があるらしい。外国人料金は中国人の3倍〜5倍?
(でも、船はちょと豪華♪)
私達の周りは・・・?中国人だぞぉ〜
料金も、他の中国人と同じだ!!これは、得したのかな〜?(河下り・5箇所の見所・昼食付きRMB320元)
河にはあまり良い思い出のない、あおつん。長江の汚さ再び?あまり、期待せずに行く。
河は綺麗だった。流石、観光地!

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美しい景色が広がる。どうしたらこんな形の山になるの?
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桂林に暮らす人もいる。こんな絶壁の下を通ったりもする。


景色も、気候も最高!いい気分〜・・・・・・・・でも、船多すぎ。河が船で渋滞!

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河の上も渋滞・・・。

河下りの最終等着地は“陽朔”と言う小さな町です。
この町に有る見所ポイント4〜5箇所周ります。
寺・樹・穴の開いた山・鍾乳洞(また〜)
鍾乳洞は、重要な鍾乳石を切り取り展示してありました。(鍾乳石の成長を止めるな〜怒!)


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鍾乳洞。カラフル〜!山に開いた穴。すごい。
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超大きな木。木の内部はこんな感じ。

河下りの所要時間は4時間。ここから、桂林までバスで1時間です。
あおつんと、とんゆえんはここで、中国人ツアーとお別れ。陽朔に泊まることにします。
(※ツアーの料金に帰りのバス代35元が含まれていますが、普通の公共バスで帰っても10〜13元です。陽朔で泊まる時は予め伝えておいて、ツアー代金からバス代を引いてもらいましょう。)


2005年4月15日(金)
陽朔を、レンタサイクルで散策します。
2人乗りの自転車1日レンタル。代金は一人10元(約150円)
街から10km離れた村まで、がんばって、自転車をこぐのだ!!
とんゆえんが前、あおつんは後ろで頑張る頑張る。お尻が段々痛くなる〜Y(>_<、)Y ヒェェ!
到着したのは、誰も居ない田舎の橋。
中国の田舎の風景って素敵です。ここは、鄭州の田舎の風景とはまた一味違います。

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橋のある風景。田舎の景色。のんびり。
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そこには幻想的な風景が。道に木が覆いかぶさってトンネルのよう。


痛いお尻にムチ打って(ますます痛〜い)、今度は、川の河口へ…
河口に到着した時、物売りのおばちゃん達に周りを囲まれました。
とんゆえんは、たまらず、自転車をこぎ始めました・・・が、・・・あおつん忘れている!!
お〜いぃぃぃ〜・・・一人で自転車をこぐ、とんゆえん。
置いてけぼりをくらって、おばちゃん達の餌食になる、あおつん。
あおつんは、この時の出来事を一生忘れないでしょう・・・
(あの男…置いてけやがったな〜!)


2005年4月16日(土)
陽朔に別れを告げて、桂林に戻ります。
バスは、道路で拾います。中国の田舎は、ワゴン車がバスの代わりで、決まったバス停も無く、路で待っていれば、簡単に拾うことが出来ます。
(乗る前に、料金は聞いておいたほうがいいよ。)
桂林までは1時間。でも、バスなので、道々でお客を拾うので、結局1時間30分くらいはかかります。

今日の桂林は、にわか雨です。
鄭州では、ここ何週間も雨見たことありません。とても、乾燥しています。
“独秀峰”と言う所は、小高い山になっており、高い所大好きの、とんゆえんがこれを見過ごすことがあるでしょうか…それも、門票50元!高っ!
やっぱり、今日も、山登り?嫌だ〜。?(・−・)・・・ん?でも、ここは、300段位しか階段が無いようだ。でも、やっぱり、山は山!疲れる〜!
とんゆえんは、300段では、物足りなかったのか、少々ご不満の様子でした。
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えぇ〜、これを降りるの!?下にはこんな池もあった。

次に行ったのは、“木龍湖”の前の公園。門票10元
公園内・・・誰も居ない・・・私達2人だけ?
とても、綺麗に整備されていて、絶好の観光地なんだけどな〜誰も居ない〜。
ボケボケするのに、最高のポイントなので、「ボケボケポイント」に命名。夜になると、公園の周りがライトアップされて、とても、綺麗です。デートにもOK!

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園内には・・・誰もいなかった。

さぁ、楽しかった旅行も終止符。
夜7時26分の列車で、鄭州へ帰りました。
また、20時間の長旅。でも、終点まで乗っていく人は30時間の道のりなのだ。
まだまだ、私も、甘いね☆彡


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