2004/02/12(木) 中国銀行に換金に行ってきた。といっても実際に換金したのは2/9(月)ですが。思い出しながら書いてます。 北京空港で2万円分を人民元に換金していたが、それだけでは心細いので早めに換金しておくことにした。 まず日本から持ってきた鄭州の地図を見て最寄りの中国銀行を探します。 うーんと、あった。けど遠い・・・。6km、いや7kmはあるぞ。 バスに乗ればすぐかもしれないがまだ怖くて乗れないし。 ま、運動不足だし、のんびり歩いていくかぁ〜 と鄭州大学の北門を出てしばらく市の中心部に向かっていると、すぐ横に中国銀行を発見。 「え?ラッキー!!」 中国銀行の中に入ると、やけに狭いし薄暗いし誰もいない。 「いくら換金しようかなー、大学に学費も払わないといけないしな」 トラベラーズチェック10万円券を2枚、計20万円分換金することにし、心の準備をしながら窓口へ。 ふぢ :「我想換人民幣」(人民元に換金したいのですが) 銀行員:「可以」(いいですよ) ここでトラベラーズチェックを見せる。そのとたん窓口の店員が困った顔をして言った。 銀行員:「不可以、××××××××」(だめです。以降ヒアリング不能) ふぢ :「我聴不dong」(話を聞いて理解できません。dong(どん)は日本に無い漢字) 窓口の店員は右の方を指さしながら「大学路」とか「中国銀行」と言っている。 どうやら大学路の中国銀行に行けと言っているらしい。 ふぢ :「大概明白了。我去大学路的中国銀行」(大体わかりました。大学路の中国銀行に行きます) ちなみに大学路はその名の通り鄭州大学のすぐ近く。良かった。 大学路の中国銀行に入ると全部で5人ぐらいの客が3つの窓口に並んでいる。 一番右側の窓口に並んだ。前のおばちゃんが終われば次は俺の番だ。 でもいつまで待っても前のおばちゃんは窓口の店員と話している。しばらくすると口調が喧嘩のようになってきた。 中国人がしゃべっているのを日本人が聞くと喧嘩のように聞こえることはよくあるが、どうやらトラブル発生らしい。 おばちゃんも店員も会話のスピードが早くなってきた。周りの中国人も苦笑している。 こういう会話の内容を聞き取れるようになりたいな。そうすれば話のネタにもなるのにな。 結局30分ほど待っても終わりそうになく、こっちが疲れてしまったので昼食を食べてから出直すことにした。 食事から帰ってくると、例のおばちゃんはいなくなっていた。 列に並ぶとすぐに自分の番が来て、トラベラーズチェック2枚にカウンターサインをして銀行員に渡した。 金額が大きいためか、少し時間がかかったが1万5000元あまりを受け取った。 これが日本円で20万円分。15,474.07元(1元=12.92円)。最近の円高でレートが良かったです。 1元あればパン1個が買える。ペットボトルの天然水(500ml)も1元。屋台とかでおやつを買っても大体1元。 そう考えると1元は100円ぐらいの価値がありそうだ。 通常換金レートは1元=15円程度なので、これは中国で生活する日本人にとってはすごくお得かもしれない。 20万円が150万円ぐらいに増えた気分。というか増えたのでは!? 日本で生活していたときは買い物をするたびに金が無くなるのを実感していました。 が、こちらでは結構長い間財布の中にお金がいらっしゃる感じです。 その分100元札をこわすのが一苦労。少額の買い物で100元札を使うとすごくイヤな顔をされる。 日本で100円のガムを1万円で払うのとは違う感じ。100元札の偽札が出回っていることも原因か? 私はいつも20元のテレホンカードを購入するときに100元札を使っています。 でも調子に乗ると日本人が嫌われるので控えめに生活します。 北京や上海では物価が高くなって、こうはいかないらしい。鄭州で良かったな。(^_^) ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ |