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11/28〜12/1 中国出張

11/28(木)〜12/1(日)
仕事で中国(北京)に出張に行ってきた。
中国に行く前までの正直な気持ちを言うと、普段の旅行の前などに感じるワクワクするような感覚は無かった。
自分にとっては中国という国は決して身近な存在では無かったし、共産主義というと何か宗教のような漠然とした暗いイメージもあった。
確かに日本中に中国製品が溢れてはいるが中国を身近に感じるきっかけにはなっていなかった。

ところが中国に行って、私の仕事を手伝ってくれている中国の人と会って話してみてすぐに偏見だったことがわかった。
みんな親切でいい人でファッショナブル。町にはビルが立ち並び、人々はエネルギーに満ちている。

その職場の人たちの机の上には日本語の教科書や問題集が並べてあった。
聞くとみんな日本語を勉強しているんだという。くそー、俺も少しは中国語を勉強してくるんだった。
その日本語の問題集を少し見せてもらった。んー、難しいぞ。これ。
「これ、難しいですね〜、私もわからないですよ〜」と言うと、みんな僕が冗談を言っているのかと笑っていた。
でも結構本気。日本語の文法は問題ないと思うが漢字が書けない。特に社会人になってからはほとんど字を書かないから50点取れればいい方かなー
見せてもらった日本語の文法の本に「〜だもん。(女言葉)」などが載っていた。こんなのまで覚えているのか!?
女言葉は他にもたくさんあると思うんだが。「〜わよ。」、「〜ですわ。」、「〜だわ。」とか。
「〜でち。」、「〜でちゅら。」というのもある。(←冗談です)

中国で気付いたことがある。自分が「マジで?」を多用することに。変な日本語を使わないように意識していても「マジで?」だけは使ってしまう。
やはり驚いたときなどには普段何気なく使っている言葉が思わず出てしまう。

歓迎会でみんなで飲んでいるときに俺の名前が「ふじはら」じゃなくて「ふじわら」なのかという話題を小耳に挟んだ。
実はあれから俺はずーっとうまく説明できないか考えているがまだ答えは見つからない。
もしかしたら発音しにくいからかな?うーん。こんなこと考えもしなかった。

日本語が難解だという話はこれぐらいにして、中国の方々にあちこち案内してもらい、おいしいお酒や食事をご馳走になりました。
いろいろとお世話になりました。もぉー、謝謝っ!!
中国が一気に好きになりました。もっと中国を知りたくなりました。


では、ここらで中国の風景をご紹介。

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中国は今あちこちでビルの建築工事をやっている。古いレンガ作りの家を壊し、どんどんビルが建ってゆく。
写っているのは小さめのマンションだけど、その周りは近代的なビルが立ち並んでいます。日本とほとんど変わりません。
イトーヨーカドーや吉野家もあるし。



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「故宮」。こういう環境で育つとでっかい心の持ち主になりそうだ。
一番すごいと思ったのは石を組み合わせて作った小さな塔のような建物だったのだが写真にうまく撮れなかった。
一緒に案内してくれた人の「すばらしいでしょー!」の一言が耳に残った。
本当にすばらしい。あの建物にふさわしい言葉はあるのだろうか。



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「万里の長城」。これもすごいの一言。これを作った人たちの苦労を考えると冗談などは言ってはいけないという気分になった。
想像を絶する苦労があっただろう。

中国はいい国です。また行きたいな。
(でも、その前に日本にも来てもらわないとね)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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