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| No.861 投稿者/鯛のアクアパッツァ | 2005/05/31 |
食えるかっ! … 作りたて
| 二年くらい前のこと、結婚式の二次会の場所を決めようと、神戸にあるレストランを回っていました。
海岸通にできていた倉庫を改装したお洒落なイタリア料理屋さんに行った時のことです。
お料理はまぁまぁだったのですが、メイン料理で出てきた鯛のアクアパッツァ(鯛をオイルと水などで蒸し煮にした料理)を、いそいそととりわけ、食べようとした時でした。
膨らんだお腹を見て、私は素直に「あら、お腹にに子供が入ってるのね、ラッキー!」と思い、ナイフを入れました。が、なぜか切れない!
どうしてだろう?
よく見てみると、分厚いクッキングペーパーを丸めた物でした。
こいつぁ・・・食べられない!大きさは長さ10cm幅2cm程度。
店の人を呼ぶと、「すみません」と言って確認しに行きました。
ところが、次に来た人は、「これは、お腹が潰れないように入れているものです。だから害もなく、入っていても大丈夫です」といいました。入っていて当然という言い方でした。
「そうですか」と呆気にとられました。
このお店は、二次会を却下して当然という結果になりました。
しかし、何も言わずにクッキングペーパーを入れたまま料理を出して良い物でしょうか。
私も同じ料理を作りますが、ペーパーなど入れなくてもそんなにひどい見栄えになりませんし、例え入れても食べる前に出します。
今はいくらナイフを入れても切れないあの感触が忘れられません。
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