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| No.468 投稿者/けいすけ | 2003/11/01 |
薄めた漂白剤
| これは小学生の頃のお話。
夏真っ盛りの八月。喉がからからになるまで遊んだ昼下がり。
家に帰って台所へ。
ふと目についたコップにはなみなみと注がれたカルピスが!一気に飲み干す俺。
が、絶対カルピスではない味。
恐る恐る母ちゃんに尋ねると、
「あんた!飲んだとね漂白剤ば!あんたすぐ死ぬけんばぁちゃんに電話せんね!」と一喝され、
泣きながらばぁちゃんに別れの電話をする俺。
その後、病院に行くべく俺を荷台に乗せ、必死の形相でママチャリをこぐ母ちゃんに愛を感じた。
胃洗浄して帰路につき、死を待ったが、まだ生きています。
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