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天ぷら 一期/投稿者:千本松

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TOP>レポート別>投稿レポート1504


image No.1504  投稿者/千本松   2010/07/10

  天ぷら 一期

  おはようございます
 
千本松です
 
7月6日に起きた惨劇です
 
 
最近はあれですね
 
完全に蒸し風呂状態です
 
 
うちの学校は喫煙所がLiveホールの外にあるので向かい側のビルの凄まじい太陽反射熱と喫煙所内の構造が熱が溜まりやすいのも手伝って凄まじいサウナ地獄になります
 
 

 
 
最近の湿気
 
有り得ないです
 
 
東京っつーか渋谷が完全に熱帯雨林
 
 
汗か湿気かわからないくらいジメジメジメジメ
 

 
 
ちなみにわかる人はわかる話ですがうちの学校は渋谷駅のモアイがある方の駅口から首都高の横の坂上がってくとあるのですがそこら一体は鏡壁のビルが向かい側にズラーっと並んでて信じられない位温度が上がってるのです
 
 
ここまでしつこく温度の事を言えば物が悪くなったって話だろ?って思うじゃないですか?
 
今回は+アルファがあるんすよ
 
 
以前の俺の投稿を何個か読んだ事がある人はお分かりだと思いますが
 
 
うちの学校は信じられない程の馬鹿の集まりです
 
 
音楽にすべてを費やすあまり人間に必要な知能を捨ててしまった人間たちの集落です
 
 
以前は昼休みにコンビニからクラッカーを大量に買ってきて何を挟めて食ったら1番美味いかを研究していました
 
そしてそれを受け付けのスタッフの姉さんに食わせてグランプリには皆がジュース一本づつ奢るというゲームをしていました
 
 
エントリー人数は5人
 
 
出た品目は
 
 
角煮、カニカマ、ポテトサラダ、生ハムチーズ、
 
 
結果
 
 
 
ポテトサラダがグランプリでした
 
 
生ハムチーズを推した長沼君は受け付けの姉さんが大好きで喜んでもらえなかった事に彼は酷く無念だったようです
 
そこで自身の作った生ハムチーズの余った分量をすべて使い一つの巨大なクラッカーを作った
 
 
大体口にギリギリ入るでかさですね
 
 
彼は無念を払うが如くその巨大な生ハムチーズクラッカーにかぶりついた
 
 
バリィィ
 
 
ボリボリボリ
 
ボリボリ
 
 
・・・ウグッ
 
 
 
彼が暴れだした
 
 
 
怒りによる八つ当たりだと思い皆は爆笑
 
 
 
「ンーンー!!」
 
「ンーーーー!!!!」
 
 
バタッ
 
 
 
「あれっ 長沼が死んだ」
 
 
 
 
「・・・・・・待って、あれリアルなんじゃない?」
 
 
「・・・・・・」
 
 
 
「長沼あぁぁぁぁ!!!!」
 
 
 
「うわ息してねぇ!」
 
 
「ヤバイヤバイ!!マジでシャレになんねぇ!」
 
 
「とりあえずスタッフと救急車だ!!」
 
 
 
口の中をみたところクラッカーが喉に詰まったようです
 
 
とりあえずスタッフが来て心臓マッサージ
 
 
救急車が到着
 
 
救急車内で何か喉に入れて詰まった物を除去
 
 
心臓マッサージ
 
 
ちなみにあの電気のやつじゃなかったです
 
 
 
ゴホッ
 
 
「ぉお!!長沼!!」
 
 
 
「お前ホント悪いけど死んだかと思ったぞ」
 
 
 
「あー・・・クラッカー喉に詰まってから記憶ない・・・」
 
 
「お前クラッカーくらい吐き出せよ」
 
 
 
「違うの・・・生ハムなの問題は・・・」
 
 
 
なんか意識戻って長沼は病院にいって検査とかされんのかと思ったら救急車を降ろされた
 
 
色々救急車費用やらは奴の親に請求がいくのだろう
 
 
 
そこで長沼に聞いた
 
 
「なんでクラッカー喉に詰まんのよ?」
 
 
「いやね、だからクラッカーが問題じゃないの」
 
 
「ならなにさ?」
 
 
「クラッカーを生ハムで包んで食ってみ」
 
 
 
実証するために再びコンビニへ生ハムを購入しに
 
 
 
「どれ同じ量で試してみようか」
 
 
 
「全部包んで一気にね」
 
 
 
ザクッッ バリバリ
 
 
 
・・・・・・!!!!!!!!
 
 
 
 
ブハぁぁぁぁぁ!!!!!!
 
 
 
喫煙所の床にクラッカーを大噴射
 
 
 
「ゴホッ・・・これは・・・ヤバイ、死ぬかと思った・・・」
 
 
 
 
「これは一体・・・」
 
 
 
「まずね、クラッカー単体は確かに問題ない」
 
 
「だが包んだ生ハムがクラッカーを固めるの」
 
 
「二枚一辺食い位なら問題ないが5枚食い位だと気をつけても詰まる」
 
 
 
「これは確かに何もわからず食った長沼が詰まるのも必然だわ」
 
 
 
 
「HAHAHAHAHAHAHAHA!!!!」
 
 
 
といったやりとりをほぼ毎日平然としてる位バカタレ達ということです
 
 
ちなみにまだ本編には入ってませんよ
 
 
 
それと生ハムクラッカー一気食いをマネして死んでmixiニュースなんて載っても僕は一切責任を取りませんのでご注意を

 
 
 
そして悲劇の日の事なんですが
 
 
 
俺達も学生二年目を迎え後輩というものができました 
 
 
「先輩お疲れ様です」
 
 
 
 
喫煙所に現れた後輩長田
 
 
長田でおさだと読みます
 
 
 
「ぉうお疲れ」
 
 
「先輩達お昼食べましたか?」
 
 
「いやさっきみんなで割り勘でソウメンを買ってきたところよ、今から茹でんのさ」
 
 
 
「学生がお昼に茹でソウメンすか、ホントに先輩達は枠に収まらないっすね」
 
 
 
「長田も食べなさい、夏に対抗するにはこいつしかねぇさ」
 
 
 
「マジすか、ありがとうございます!!ところで先輩その横にあるのなんですか?」
 
 
 
「気付いたか・・・これは簡単楽チン天ぷらセットよ」
 
 
 
「て、天ぷら!!??先輩まさかこの喫煙所で天ぷらを揚げるつもりですか!!」
 
 
 
「フフフ、そのとおりよ 昨日田口が徳島の実家の漁師親父から冷凍エビとモンゴイカとキスを大量に送られてきたらしく悪くなりそうだから俺達にもおすそ分けにもってきてくださったのだ」
 
 
 
「うわぁ豪勢ですね、田口さんも優しいっすね」
 
 
 
「まあみんなで食った方がうまいっちゃろ」
 
 
 
「あぁだから天ぷらの機械持ってきたんですね」
 
 
 
「そうそう、すでに天ぷら粉と冷えた氷水は手配済みよ」
 
 
「いいか、天ぷらは粉を溶きすぎるとカラッと揚がらずベカベカした物になってしまうぞ」
 
 
 
「お前美味しんぼの見すぎだよ」
 
 
シャカシャカシャカ
 
 
「むぅ、二混ぜ多かったな士郎」
 
 
「お前もだよ」
 
 
完全にこのやりとりは鉄板ネタになったようです
 
 
 
「先輩なんか手伝う事ありませんか?」
 
 
「とりあえずモンゴイカとかのタネ類解凍しといてくれ」
 
 
 
「よっし、これで揚げる準備は整ったな」
 
 
 
「次はソーメンを簡易コンロで茹でるぜ、ガス残ってっかな」
 
 
 
「・・・ソーメンは別として天ぷらの下ごしらえとか先輩達メチャメチャ手際いっすね、料理とか好きなんですか?」
 
 
 
「あーいや去年うちの学園祭で天ぷらの屋台出してね・・・、まあ色々あったのさ」 
 
 
「通称6・23事件な」
 
 
 
「材料たんなくなってうちの学校の裏山の葉っぱ揚げて出そうとして色々起きてね・・・下手したら社会問題に成り兼ねなかった」
 
 
 
「あぁ・・・色々あったんすねぇ」
 
 
 
「よし、ソーメンも茹で上がるところだ、天ぷらの準備をしよう」
 
 
 
「田口と俺は天ぷら、長田と達也はソーメンを完成させろ」
 
 
 
「うっす、釜揚げしたら氷水につけた方が歯ごたえよくなりますよね?」
 
 
「そうだな、ぬるいソーメンじゃなくてガツンと冷たいソーメンの方が最高だろう」
 
 
「了解でーす」
 
 
 
「さて田口君天ぷらを揚げようか」
 
 
「しっかし総重量ニキロの魚介類をよく学校にもってきたなあ・・・」
 
 
「クーラーボックスあったけんね、大して苦じゃなかったとよ」
 
 
「いやぁこんなときの為にクレーンゲームで取った電気式天ぷら製造機学校に置いといてよかったわあ」
 
 
「まあ完全に忘れちゃいるけんねここ喫煙所やからなぁ(笑」
 
 
「しょうがねぇじゃんうちの学校にゃ食堂もなけりゃ弁当食うとこもありゃしねぇんだもの、仮に生徒ホールで作ったら真面目ちゃん共に何言われっかわからんしさ」
 
 
 
「確かになぁ、まあ揚げよか」
 
 
ペタペタ ペタペタ
 
 
 
チュウゥゥウゥゥ!!
 
 
 
「おわっ!!スゲェちゃんと揚がる!」
 
 
 
「えっ、これ使った事なかったと!!??」
 
 
「いやだって天ぷら作る機会ってまずないっしょ」
 
 
「いやまあ、そやな」
 
 
 
チュウゥゥゥゥゥゥ!!
 
 
 
「よし取り揚げよう」
 
 
 
「うはっ!!うっまそやな!」 
 
 
「ちょっと揚がってるか味見して、さっき天つゆ作っといたから」
 
 
 
サクッ ホフッホッホッ
 
 
 
「・・・めっちゃ美味い」
 
 
 
「どれどれ」
 
 
ザクッッ ハフッハフッ
 
 
 
「・・・ヤベェ うますぎる」 
 
 
「先輩こっちのソーメン出来ましたー」
 
 
「オッケ、鍋に氷水入れてそん中にソーメン入れてみんなで食う方式をとろう」 
 
 
「うわ天ぷらメッチャうまそうっすね!!」
 
 
 
「っしゃ、双方完成したな、食うべ」
 
 
 
「いただきまーす」
 
 
 
ズルズル ズッズッ
 
 
「ウッハー ソーメンマジうめぇ!!」
 
 
 
「先輩、俺は喫煙所で作った天ぷらがこんなに美味しいと思いませんでした」
 
 
 
「いややっぱり地元のエビはうまか〜」
 
 
「ホントにタグ様々だぜ」
 
 
「いやでもやっぱりこんな東京のど真ん中でもこうゆうのはいい思い出になるぜホント」
 
 
「逆に東京でこんなプチアウトドアみたいな事してると逆に濃い思い出になるとね」
 
 
 
「たーしかに(笑」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そこへ
 
 
 
 
 
「ヤッホ〜お疲れ〜」
 
 
 
ビニール袋を持った長沼が学校へ来た



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1999-(C) ドンタコスとゆかいな仲間たち