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ウニ/投稿者:ウニ好き

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TOP>レポート別>投稿レポート1197


image No.1197  投稿者/ウニ好き   2007/07/08

  ウニ … 新鮮採れたて

  彼氏とフィリピンはセブ島に遊びに行ったときのことです。
1週間のバカンスを楽しんだ最後の日、
ボートをチャーターして沖でスノーケリングをしようということになったのです。

その日の午後になって、ボートのオーナーらしきおっちゃんと、その息子(推定12歳)が迎えに来てくれました。
スノーケルやらなんやら色々楽しんで、そろそろ帰るか...という頃、その息子が素もぐりを始めました。
そして、あれよあれよという間に、20個ほどのウニを採ってきたのです。
さらに、醤油&ご飯のセットも船の奥から持ってくるではありませんか。

なんという素晴らしいサービス!と思い、バクバク頂きました。
ウニが紫色だったのも、あまり気にしないようにしていました。
彼氏(アメリカ人)は、絶対要らない!という態度でしたので、ほっておきました。
食い扶持は、少ない方が良いのです。

帰りがけ、息子が船から海に向かって立ちション、父親は煙草&缶ジュースの投げ捨てをしていたのを見ましたが、
あまり深く考えないようにしていました。

日本に帰ってきて、次の日から早速お仕事です。
忙しく一日を終え、電車に乗って一息付いた時にその吐き気は襲ってきました。
もう、口を両手で押さえないことにはどうにもならないという、とんでもない吐き気。
何度か途中下車し、トイレに駆け込みながらも、なんとか自分の駅までたどり着き、駅前にある病院に飛び込みました。

当直の先生に状況を説明し、上から下からサンプルを取られ、そして言われたのです。
「コレラかもしれませんから、今から、人との接触を控えて下さい 」と。
そして、「もし、コレラだったら保健所から連絡が行きます」とも。

家に帰って、実家の母に泣きながらお別れの電話をしたのは言うまでもありません。

しかし結局、コレラでもなんでも無く、40度近い熱と3日ほどトイレとベッドの往復をした後、仕事に復帰しました。

ちなみに用心深い彼氏は、食中毒にはならなかったものの、日本を出るときに大事なビザを持っていくのを忘れたため、
アメリカに強制送還されてしまいました。
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