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 | No.1191 投稿者／みゆちち | 2007/06/18 |
ダイナンウミヘビ … 新鮮捕りたて
| | 海釣り歴約40年の私は、地元房総ではイルカやマンボウ・モクゾウガ二・日本ザリガニまで食べたことの無い水棲食材は無いと考えていた。
5月のある日、経験知から「海タナゴ産卵＆夜釣りアナゴ爆釣」を感じ、仕事も家庭も投げ捨て釣行した。
案の定海タナゴは、市場に卸すほど釣れもうひとつの目標アナゴ釣りに替えた。
よく太った５，６０センチのアナゴが気持ちよいほど釣れだし笑いが止まらない。
帰り支度の中、最大の獲物が掛かり、アナゴとは違う大きさと獰猛さに驚いたが、暗い中顔だけ見て「はもだ。」と納得して帰った。
帰りがけクーラーボックスの中で、野ジメ(頚動脈を切って即死させる)したはずのあいつが暴れている。
「ゾンビかよ」と口に出さないでつぶやく。
その夜、帰宅後まずそいつの首を切りダストボックスに投げ込む。
上手ではないが背開きしてからすし屋で食べるアナゴの仕込み(元すし屋)をして、塩梅よくなってから1枚味見した。
「あっ、はもって小骨が多いんじゃー・・・」と思う前に、
舌がしびれる。
上あごもサボテンをかじった感じだ、
嚥下しなきゃいいのに、いやなことは早く忘れたい性格なのか、飲み込んでしまった。
喉が・・・
水・米粒・うがい・歯磨き・重曹何も効果が無い。
酒を飲んで寝てしまおうとしても、飲み込めないほどの違和感。
いらいらと、誰にもいえないこの失敗の顛末。
くぁがあああ・・・
でも３日目には慣れた、人間てすばらしい。
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