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| No.114 投稿者/yam | 2001/06/29 |
麦茶(自家製) … 1週間もの
| あれは昨年の春の出来事だったと思います。
市販の麦茶パックから煮出して、ヤカンのままで(おそらく)一週間程忘れていた麦茶を不注意にも飲んでしまったのがはじまりでした。
翌日未明、体の節々の痛で目が覚めました。
風邪かな?と思って体温計で計ってみると38.5度!その日は仕事を休み、解熱剤を飲んで安静にしていましたが熱は全く下がらず、40度までいってしまいました。
しかも、便は真っ黒で岩海苔のようになっています。
これはおかしい!と思って病院に行った頃には便はただの黒い液体になっており、検便もできない状態でした。
仕方なく看護婦さんに大きな注射器のようなもので無理やり便を取られましたが、今までの人生で最も屈辱的な出来事でした。
診断結果は出血性大腸炎でした。(そのまま入院)
最初の二日間は検査の為に腸をきれいにするとかで、断食。三日目には2リットルの下剤を飲まされる羽目に。
その液体状の下剤は海の匂いがしました。しかも微妙に、塩味。制限時間は20分。(涙)
やっとの思いで腸をきれいにすると、検査が待っていました。腸カメラです。
検査の時にはおしりのところに穴のあいた服を着るので、なんだかスースーします。
しかも、助手はまたしても若い看護婦さん。人生で最も屈辱的な出来事、記録更新です。
さっそく、ゼリーを塗ったやたら長いホースのようなカメラを差し込まれると、モニターには生まれて初めて見る自分の腸の映像が・・・。
見てみると、やはり腸のいたるところから血が滲んでいます。どうも、この血が便になった時に黒くなるみたいです。黒い便が出たら気をつけましょう。
その後は一週間ほどは、点滴と薬だけで過ごし、無事退院できました。
しばらくは腸にやさしい物を食べるようにと言われました。
そして一週間後。
もう大丈夫だろうと昼食にカレーを食べたら、夕方には腸痙攣を起こして再び病院へ・・・。
あの日、今後は腸にやさしい生活を心がけようと誓いました。
そうそう。
退院してからヤカンの中を見てみました。
なんだかピンポン球くらいの大きさで半透明の、*マリモ*みたいなの(複数)がゆらゆらとしていました。
誰?
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