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2008/03/03
鍼灸師生活 |
この間は「黄色靭帯骨化症」だという患者さんがいらした。 >黄色靱帯骨化症とは、脊柱管のうしろにある椎弓の間を結ぶ黄色靱帯が骨のように硬くなり、神経が圧迫されることによってひきおこされる病気です ということで国の難病に指定されている病です 症状は >下肢の脱力やこわばり、しびれ、腰背部痛や下肢痛があらわれます。痛みがないこともあります 男女差はないみたいだけど40歳以上の方に出やすいらしい。 この患者さんは骨化の部分の手術をされているけど 足のシビレや感覚麻痺が残りとてもつらいということ。 このような疾患を鍼でどうこうとはならないのはわかっているはずなのに いらっしゃるということは生活の質を上げるって意味で 効果があると思っていらっしゃるのだろうと思い 治療風景を見ていた。 背中に鍼とつらいという足のツボ(委中、承丘、承山)に鍼。 その他は腰腿点とかにちょちょっと鍼をするのみ。 低周波をかけしばらくおとなしくしててもらい… っつうかなんかつらそう。 まだ50代くらいの患者さん コンピューター関係の仕事で座りっぱなしで 終業時間終わると足の力がなく靴もはけない状態でも がんばって治療に来てくださる 生きるってつらいけど しょうがない部分ってあるよなぁ…と思いつつ お気をつけて と声をかける。 |