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2007/10/21
鍼灸師生活 |
最近やっと鍼の操作ができつつある 別の鍼が「刺せ」ないわけじゃない。 今までは「学校教育流派」という 教科書的な刺し方で物事を考えてたけど 実際「治療」と考えると 「学校教育流派」では対処できない。 そもそも学校での実技は 「病人」を相手に鍼を打つわけじゃないし どっちかっていうと「元気旺盛」な人が多いし 最近気になる刺し方が 「即抜」 刺したらすぐに抜く刺し方 ってことはわかっていた。 けど、実際どのような時に即抜を使うかは イマイチわかってなかった。 「寫」として使うんだけど いろいろなパターンがあることを学ぶ。 今、お世話になっている先輩に 「メール」でいろいろアドバイスをいただいている。 メールってとこが今風だけど 治療をしながら、どのように治療をしたけど…と 内容を書くとやり方を「添削」して返事をもらっている。 その中でミスったのが 腱とか筋を傷めた時に「即抜」を使うってことが 頭の中からうっすらと抜けていて 撚鍼したり、刺激を与えたり 置鍼は向かないだろうと思ったのに 円皮鍼を付けたり… みーーーんな×なんだって。 そりゃ炎症があるときに刺激与えちゃダメだよな。 皮膚鍼をしたのはよかったんだけど 円皮鍼でダメにした。 そこでアドバイスを受け 即抜とか置鍼でも短時間で痛みのあるところ中心に 刺した。 劇的に変わるわけじゃないけど じっくり何回か繰り返せば痛みも軽くなりそうだ。 今日は 手首のところの指伸筋腱の痛みに 患部を中心に即抜 風邪治療も一緒に行い 合谷 孔最に置鍼 脈診で三焦経が弱いので 外関 で、なんとなく脈が整ったので おしまい。 |