ドンタコス通信
ドンタコス通信


さあ、やってきたぜ!!ドンタコス通信ターイム!
今回は、ドンタコスの名前を日本中に広めそうな予感のするホットでグッド
なニュースがあるぞ。とりあえず、読んどけ!


ドンタコス増量化計画
去る10/21都内某所で、ドンタコスの名をこの世に知らしめるべく秘密
集会が開かれたのだ。その会合名は「食中毒座談会」。座談会、うーんイイ
響きだ。
勘の良い人なら分かったかと思いますが、雑誌の取材なのです。まあ食中毒
をネタにしようというのだから、まともな雑誌の訳がない。オタク系情報誌、
その名も「バグナード」だっ!!
この雑誌を知っている人はかなりというより、とんでもなく通である。だっ
て、まだ創刊されていないんだから。
その貴重な創刊号をN村の顔写真入り記事が埋め尽くすのだ!!想像しただ
けで、ワクワクしてくるぞ。これを機会に雑誌のライターに転職して、毎日
毎日、とり憑かれたように賞味期限切れ食品のレポートを書きまくって、名
前が売れまくって、不快指数120%の男ベスト10に選ばれたりするんだ。
もう人生バラ色!しかし、絶頂期は長く続かず、拾ったアンパンを食べてポ
ックリ逝ってしまうに違いない。
うむ、完璧な人生設計だ。やっぱ葬式は派手にしてほしいな。ジミ婚なんて
のがあるのだから、ハデ葬なんてものがあっても構わんだろう。できれば白
の花輪と赤や黄色の花輪を交互に置いたりなんかして、見る者を落ち着かな
くさせたさせるもの楽しいかもしれない。結婚は何度でも出来るが、超常現
象でも起きない限り葬式は一回しか出来ないからな。
なんか話が脱線しまくっとるな。
とにかく、そのうちに発売されるバグナードにN村が登場するぞ。
残念なのは、バグナードが月刊になるのか季刊になるのか、分かっていない
事だ。できる事なら月刊がいいぞ。しかし季刊どころか、創刊号でかつ最終
号という運命を辿らないとも言えない処がスリリングだ。
しかし、多少不安もある。バグナードの出版社はエロ本をメインに扱ってい
る会社なのだ。当然そういった場所にドップリと浸かっている方々はN村の
知らない世界で生きているわけで、ヒゲ好きのホモ達がN村の写真を見て、
一目で気に入ってしまい、ストーカー行為にまで発展したりする可能性もあ
ながち無いとは言い切れない。
文章書いてて自分でもよく分からんが、雑誌デビューだ!!


モーリス君は逝く
またまた、モーリス君にトラブル発生である。今まで昼間しか走っていなか
った気付かなかったのだが、ヘッドライトが点かなくなっていた。
こりゃ、前回修理してもらった時に電気系統の配線も手がはいっているので
その時にやられた可能性が高い。
まあ、昼間走る分にはまったくもって問題無いわけだから、そのまま放置し
てあったりする。まあ、気が向けば前のお店に持って行くとしよう。


トリ
土曜日の朝、N村がぐっすりと眠っていると、どこからかトリの鳴き声が聞
こえてきた。トリの鳴き声なんて珍しくもなんともないのだが、なぜか部屋
の中から聞こえてきているようだ。
うーん、普段は一日中ドアや窓は閉まっているので、いきなりトリが入って
くるとは考えられないし、気のせいとしてほっておこう。
そして、日曜日の朝。再びトリの鳴き声が・・・、貴様ー!!人の貴重な睡
眠時間を邪魔するとは何考えてやがるんだ、焼き鳥にして食っちまうぞ。
と思ったがトリ相手に本気になっても仕方ないので、冷静になって事態を把
握してみる。
どうも、換気扇の方向から鳴き声がしているようだ。どうやって入りこんだ
のかは分からないが、換気扇と室外にある換気扇のシャッターとの間にスズ
メらしきトリが居るらしい。
ここで非常事態宣言を発令し、スズメ救出オペレーションが始まった。救出
手順は、換気扇を回せばシャッターが開いてスズメが勝手に出て行くだろう
というもの。えらくまあ、簡単な作戦だな。
てなわけで、換気扇スイッチON!
あっけなく作戦は成功したらしく、外からスズメの元気な鳴き声が聞こえて
きた。あれは、N村に対して「助けてくれて有難う」と感謝の意を表現して
いるのだろうか、それとも「さっさと助けんかい、このボケナス!!」と怒
っていたのであろうか。
あのままにしておけば、毎朝の目覚まし代わりになったかもしれないと考え、
ちょっと残念なN村であった。


逝ってきた
あれは徹夜して、その次の日も平常通りに仕事をした帰りの事であった。
電車で座りながら、眠いと思いつつ、いつもの習慣で本を読んでいました。
ふと気がつくと、なぜだか分かりませんが、このままここに座っていてはダ
メだ、立って歩かなきゃ。そういう脅迫観念に似たものが心の内から溢れて
きて、立ちあがろうとしました。
しかし、あまりの疲労にN村の思考・精神は別世界へと旅立っていたのです。
本を読んでいた記憶というか、文字を眼が追っていた感覚はあり、と同時に
「不思議惑星キンザザ」で流れていた歌が「ママ、ママ、どうしよう〜」と
頭の中で再生されています。
そんな状態で、立たなきゃと思ったわけですが、こっからがさあ大変。立つ
のはいいけど、どこに行くの。その前に俺は誰?人間生活は結構長いですが
自分がどんな人間か忘れたのは始めてです。
幸い、一瞬で自分はサラリーマンである事を思い出しました。次の問題はこ
こはどこかです。ようやく、周囲を見渡す余裕の出来たN村が周りを見ると
どうやら電車の中のようです。はて、ここで再度問題、私はいつもは何線に
乗って通勤していたのでしょう?うげっ、自分が毎日乗っていたと思われる
電車の名前が分からんぞ!!アーンド、ここは何処?
人間、思考が止まるというか、フル回転で動いていると周りの様子は目に入
らないようで、さっき見た電車の車外の景色を思い出すと、ゲゲゲッ真っ白
けっけ。
そうか、人間危機的状況に置かれると、周囲数メートルのテリトリーしか目
に入らないんだ。などと納得している場合じゃない。N村の意識の一部は、
電車から出たがっているようだから、現状は分からないが出るとしよう。
何がなんだか分からないのですが、とりあえず人の動きに沿って電車を降り
ました。
降りたそこは、まったくの知らない世界。気分的には外国へポイッと置いて
こられた気分。頭の中で?が5つぐらい、ぐるぐる回っていますが、立ち止
まっていると邪魔になるので、人の流れに身を任せて歩いていました。
ふと、見た事のある景色が見えたというか、記憶の中に閉まってある景色と
目の前のそれが一致しました。
うおおぉ、思い出したぜぃ!!これは、いっつもN村が乗り換えに使ってい
る下北沢駅じゃないか。
どうやら、記憶や意識を失っていても、電車を乗換える習慣だけは覚えてい
たようです。
しかしまあ、一時的とはいえ、記憶が途切れるというのは良い気分ではあり
ません。


逝ってきた2
実はまだ続きがあったりする。
N村は懲りずに、電車の中で本を読んでいました。気がつくと、電車は相模
大野駅に止まっていて、もうすぐ発車するようです。
N村は小田急で帰る時は、急行電車から普通電車に乗り換える必要があるの
ですが、今日は乗り換えた記憶がありません。そして、乗換え可能な最後の
駅が相模大野駅。という事は、今すぐに電車から降りないと、電車はN村の
降りる駅を通り越してしまいます。
でも、慌てて降りるのも面倒なので、そのまま乗り過ごす事にしました。な
により、今回はさっきと違って記憶もバッチリあります。
多少時間はかかるけど、まあいいかと思っていたら、記憶の奥底から体験し
ていないハズの記憶が出てきたのです。そこには、N村が急行電車から降り
て、普通電車に乗換えるときの記憶が、他人から見た視点、つまりビデオの
ような感じで残っていたです。
ありゃ、またか。確かに、急行ではつり革につかまっていたのに、今はドア
にもたれかかっており、さっきの記憶と一致します。
しかし、乗換えようとした思考や身体を動かした感覚はさっぱり残っていな
い。うーん、これが普通電車なら、それはそれで助かるのだが、別の意味で
困ってしまうな。俺は夢遊病者のように、意識の無いまま電車を乗換えたの
か?しかも、やや上方から自分自身を観ていた記憶、もしや幽体離脱してい
たのか。
結局、電車はN村の降車駅を過ぎる事なく、無事に停車しました。


いやー、そういうわけで今回のドンタコス通信はおしまいです。
みんなも記憶がぶっ飛ぶぐらいに仕事しないように、気をつけて下さい。





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